ゴールド、プラチナの特徴

太陽の金属「ゴールド」の危険な魔力

金は、ラテン語で「朝の光の色」を意味します。あよそ6000年前、人類が金の精錬技術を手に入れて以来、金は最も愛される貴金属となりました。太陽の金属。「地中の太陽」といわれ、地球をめぐる太陽が金の光を地中に閉じ込めたのが、金脈だといわれます。

古代都市国家ウルの王様には、シュメール文明の華麗な夢が眠っていました。装身具を初め、おびただしい数の飾り物、戦車などの武具、楽器などにはそれぞれ素晴らしい金の細工が施され、王妃シュバトは金、銀、ラピスラズリ、多彩なメノウのビーズで飾り尽くされて、さながら宝石の衣をまとうようであったということです。

マルコポーロやコロンブスなど冒険家は黄金を求め、大航海に乗り出しては、歴史を塗り替えていきました。イタリアでは、年に一度のベネチアの大祭で、金箔に覆われたガレー船をくり出したと言われます。この船は皇帝ナポレオンに焼かれ、残った金はフランスに持っていかれたとされています。紀元前一世紀、後漢の光武帝が倭国の使者に金印を贈ったのが、日本史に登場した最初の金だという事です。

金の純度の単位は、宝石と同じでカラットです。99.9%以上のの純度の金は24金。「K24」と書きます。灼熱の太陽のように、鮮やかな金色です。日本で一番見かける18金は、24分の18だけ金を含んでいるという意味です。つまり75%です。金には、強度や硬度を与えるために他の金属を混ぜ合わせます。

それを「割金(わりがね)」と呼び、銀で割れば青みがかった金に、銅の割合が多くなれば赤みの強い金になります。 普通、18金はイエローゴールド。75%が純金で、残りの25%のうち銀と銅がそれぞれ12.5%を占めています。緑がかったグリーンゴールドは、銀が25%。反対に銅だけ25%だとレッド・ゴールドになります。ここに少しの銀とニッケルを加えると、最近、人気のピンクゴールドになります。残りの25%を銀やパラジウムなどの6~7種類の白い金属で精製すると、ホワイト・ゴールドです。プラチナと同じ銀白色です。かわったところでは、黒味がかったブラック・ゴールドや、柔らかな金茶色のベージュ・ゴールドなどもあります。

金には、昔から世界各地で言い伝えや、寓話も寓話もおおく、イソップ寓話の「王様の耳はロバの耳ぃ~」で有名なミダス王は、太陽神アポロンによって、触るものが何でも金になるという、地獄の幸せを与えら、その結果、自分の娘に触ったとたん娘は金に変わってしまいました。それほどまでに、金には人々を熱狂の渦に巻き込む危険な魔力が潜んでいるのではないでしょうか。

未曾有の強固さを持つ、謎の金属「プラチナ」

クールな美、メタリックで硬質な輝き、純潔、潔癖。神に祝福された結婚のマリッジリングにもっともふさわしい貴金属がプラチナです。現存する最古のプラチナ製品は、紀元前700年頃に作られた古代エジプト第25王朝のテーベ王の娘の墓から発見されました。また南米でも紀元前からプラチナの装身異が作られており、現在それらは博物館に数多く収蔵され、古代文明がプラチナの加工技術を持っていたことを証明しています。

18世紀前半、南米コロンビアのピント川で、スペインの若き将校が、この金属を発見。「プラチナ・デル・ピント」(ピント川の小粒の銀)と本国に報告し、そこから「プラチナ」と名づけられました。その後、融点1769度、比重21.4.未曾有の強固さを持つこの謎の貴金属に挑んだのは、スペイン王カルロス3世でした。ヒ素を駆使してプラチナを加工し、まばゆく輝く聖杯を作り上げました。

そして19世紀末、プラチナの美しさが本格的に認められるきっかけを作ったのがジュエリー界の巨星・ルイ・カルティです。カルティは、「プラチナは 貴金属の王者だ」と宣言し、とうとう日の当たる場所へデビューしたというわけです。

20世紀初頭は、プラチナの時代になりました。それはジュエリー・デザインの革命のときでもあったのです。プラチナの特性は、その粘り強さにあります。ほんの小さな爪できっちり石を抱えこむことができるので、石を目立たせることができます。この新しい方法で、石はその輝きを増し、またプラチナの伸びのよさから、デザインを自由奔放に選ぶことができたのです。

20世紀に入ると、シンプルなファッションと、スピード感にあふれた活動的なライフスタイルに合わせて、直線的で幾何学的なデザインのジュエリーが流行します。「アール・デコ」と呼ばれるこの装飾様式を、プラチナのシャープな輝きが引き立てます。一般大衆の娯楽となった映画でスターがつけるジュエリーは、モノクロ画面でいっそう目立ち、プラチナ人気をあおりました。

日本では今、結婚指輪の97%がプラチナ製だとか。ダイヤモンドを美しく見せるその清楚な輝き。また飛びぬけて融点が高いため、熱に強く、変色せず、王水と熟アルカリ液にしか溶けないその性質が、永遠の愛の象徴にふさわしいからではないでしょうか。

理論上は1オンスのプラチナは、線にすると43キロメートルの長さになり、箔ではテニスコート1面分にも引き伸ばす事ができます。比重が高く、重量感があるので、王者の風格、その落ちついた気品は、オフィシャルな席にも向きます。

このように、大昔から、王や貴族たちを惹きつけてきたプラチナ。その奥の深い表現力と輝きは、本物と粋を知る人たちによって認められ、今も愛されつづけています。

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