シルバーアクセサリー、銀製品の黒ずみをたった10秒で取る方法

まず、この指輪を見てください。

変色して黒ずんだシルバーアクセサリー

なんじゃ、こりゃぁー!

とお思いでしょうが、写真の黒ずんだ指輪は、銀製品を芸術の域まで高めた、デンマーク王室御用達の銀工房、ジョージ・ジェンセンの作品221のシルバーリングです。 お手入れもせずに、ほったらかしにすると、どんな高価なブランド物のシルバーリングもこんなに変色して黒ずんでしまいます。あなたのシルバーアクセサリーも真っ黒けじゃないですか?



ごらんのように、磨き目もなく鏡のようにピッカピカになります。ハッキリ言って新品にしか見えません。
(あまり、輝きすぎて、撮影用のカメラや指が映りこんでいます。)

手入れ後のシルバーリング

シルバーの黒ずみ・変色は最速10秒で取れます!

シルバーリングの黒ずみを磨く
<シルバーの黒ずみの原因>
シルバーはお手入れせずにそのまま放置していたり、硫黄の含まれたものに触れていると黒く変色します。これは、空気中の硫黄によってシルバー表面に硫化銀の皮膜を作ることが原因です。硫化銀の皮膜の厚さによって、黄色、次に茶褐色に変わり、更に皮膜が厚くなると黒色になります。

液体シルバー磨きで手入れ
■液体シルバー磨きクリーナーに浸けてみます。
写真の液体シルバークリーナーは、銀の表面の硫化物(茶色や黒に変色した部分)を秒速で取り除く、大変強力な銀専用の硫化物除去クリーナー「シルバークリーン」です。シルバー磨きクリーナーには、液体タイプ以外に、クロス(布)、ローション、スプレータイプなどの様々なシルバー磨き製品があります。汚れや黒ずみを簡単に取るには、浸けるだけの液体タイプのシルバー磨きが便利です。

液体シルバークリーナー
■ピンセットや割りバシなどでつまんで、5秒ほど浸けておきます。汚れがひどい時には、輝きがもどるまで、しゃぶしゃぶの要領でクリーナーの中でゆすって下さい。
※写真の「シルバークリーン」は、手肌にやさしいPH1.8の弱酸性なので、液が手に付いても安全です。(肌の弱い人は除く)

液体シルバー磨き処理後
■たった5秒ほどの間に、まっ茶色だったシルバーリングも、汚れも落ちてシルバー本来の色に戻りました。小キズなどあまりないシルバーアクセサリーであれば、水ですすいだ後、乾いた布でふいてやればOKです。お手入れはこれだけで済みます。



小キズを磨けばピカピカに輝きます!

磨く前のシルバーリング
■このように茶色く変色していたリング表面の黒ずみはゴッソリと取れました。しかし光沢がなく全体的に白っぽい状態です。そのため、新聞の文字も反射していません。黒ずんだシルバアクセサリーの黒ずみを取るとほとんどがこのような状態になります。それはシルバーの表面に無数の小キズが入っていて光を乱反射しているため白っぽく見えるのです。

シルバー磨き布
■小キズを取るために、研磨剤入りシルバー磨きクロス「シルバーダスター」で磨きます。普通はシルバークロスを持ってみがきますが、がんこなキズの場合、写真のようにシルバークロスを平らなところに置き、すずりをするようにすると簡単に力を入れずに取ることもできます。この「シルバーダスター」は、磨き目を付けずにシルバーを磨くことが出来るシルバー磨き布です。

シルバーリングを磨いた状態
■今度はリング表面に新聞の文字がクッキリと反射しているのが分かります。ほんの30秒ほど表面を軽く磨くだけで鏡のようにピカピカになります。例え200年前に作られた銀製品であっても、表面を磨くだけでこのように光り輝くことができます。

シルバーの黒ずみ
■表面が少し黒ずんでいるだけであれば、液体クリーナーだけできれいになります。またスリキズ程度であれば磨き布で磨けばきれになります。しかしちょっと頑固なキズなどは、シルバー専用の研磨剤が入ったシルバーポリッシュで磨くことで表面が研磨されて、見違えるように光り輝きます。

シルバーポリッシュで磨く
■シルバーポリッシュを少量ウエス(布)に付け、シルバー表面にまんべんなくシルバーポリッシュをつけて、ポリッシュの表面が乾くまで置いておきます。白っぽく乾いたところでウエス(布)を使いポリュシュを磨きとります。車のワックスをかける要領です。

磨き目なしの変色防止剤
■このように鏡のようにピッカピカになります。シルバー専用の研磨剤を使ったシルバーポリュシュで磨いているので、磨き目もなくきれいな鏡面に仕上がります。ハッキリ言って新品にしか見えません。また、変色防止剤が配合されていますので、長期間変色・黒ずみしません。



黒ずんだシルバーチェーンの磨き方

黒ずんだシルバーチェーン
黒ずんだシルバーチェーンをピカピカにしてみましょう。
これは、いぶし処理をして真っ黒けにしたボールチェーンです。

液体シルバークリーナー
液体クリーナー「シルバークリーン」に浸けてみます。(効果が分かりやすいように先の方だけ、浸けています)

シルバークリーンで磨く
シルバーチェーンの磨き後

いぶし処理がきつかったのか、60秒ほどかかりましたが、ご覧のようにシルバー本来の色になりました。でもやっぱり、輝きがありません。

シルバーポリッシュでお手入れ
シルバーチェーンのスキマなどを磨くため、ローションタイプのシルバー磨き「ハガティ・シルバーポリッシュ」を、ウエス(布)に、写真のように少量とって、チェーンをしごくように磨きます。

シルバー磨きポリュシュで手入れ
シルバー磨きポリュシュで手入れ後の光沢

写真では、少し分かりづらいですが、輝きを取り戻しました。チェーンの内側は、やはり磨きにくいですが、磨く前と比べると光沢の違いが一目瞭然です。

複雑な形の銀製品のお手入れ

黒ずんだシルバーリングを磨く
アクセサリーの中には、ご覧のように複雑な形をしたものもあります。リング裏側やスキマの汚れや黒ずみは、なかなか取りにくいものです。

シルバーリングを液体シルバー磨きでブラッシング
液体クリーナー「シルバークリーン」に浸けるだけでは、きれいにならない場合、付属のブラシで少しこすってやると、スキマもきれいになります。チェーンなどのスキマもこの方法できれいになります。

お手入れ後のシルバーリング
少し分かりにくいですが、リング裏側やスキマもピッカピカ。このあとシルバークロス「シルバーダスターミニ」で磨けばもとの光沢を取り戻せます。

お手入れ前の黒ずんだシルバー製ライター

お手入れ後のシルバー製ライター

あなたはどちらの指輪を着けたいですか?
(ヴィヴィアンウエストウッドのアーマーリング)
シルバーリングの手入れ

複雑な形状のアクセサリーも簡単にピッカピカ!

あなたの胸元にはどちらが似合いますか?
(ティファニーのペンダント)
シルバーネックレスの手入れ

汚れの取れにくいシルバーチェーンもアッというまにピッカピカです。

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