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5.302019
指輪が抜けない時の対処法
結婚指輪など何年もつけたままにしておくと、いざ抜こうと思っても、太ったり指がむくんだりして抜けなくなって困ることがあります。
サイズが合わずそのままにしておくと、血流が悪くなったり、変色したりして大変なことになります。
まずは、石鹸や油などをつけてすべりをよくして抜いてみてください。 それでも抜けない場合には以下の方法を試してみてください。
自分で抜く方法
自分で指輪のサイズは、リングの円周(内周)で決まりますので、糸を指に巻きつけてその長さを測れば、指周りの長さが分かります。
その長さ(円周)をリングサイズ対応表で調べればリングサイズが分かります。
1.指のむくみをとって抜く
時間によって指の太さはかわります。できるだけ指がむかんでいない時間帯で指輪を抜くようにしてください。また心臓より高い位置に手を持ち上げておいてむくみを取ってから、石鹸やサラダ油などをつかって抜くようにするとスルッと抜ける場合があります。
2.糸を使って抜く方法。
これは一人ではなく、誰かに手伝ってもらう方法です。まず太目の糸(タコ糸など)を用意します。糸を抜けなくなった指輪へ通します。指先側の糸を指輪から指先に向かってスキマがないようにきつく1センチほど巻いていきます。
そして手首側の糸を持って、指先側へ引っ張っていきます。少しずつ指に巻かれた糸の上まで来たときに手首側の糸をほどいていくようにします。これで1センチほど指先へ移動したことになります。これを関節の上部まで繰り返します。関節を抜ければあとは簡単に抜けます。
糸をきつくしばるため、すばやく行わないと血が止まってしまうので気をつけてください。
参考 リングサイズの測り方 – 指輪の大きさが簡単に分かる!
切断する方法
いろいろ試してみたけど、どうしても抜けない場合、指輪を切断するしかありません。指輪の切断は専用のリングカッターを使います。
自分でペンチやニッパーなどを使い切断するときれいに切れず、切断後の接続修理が簡単にできません。
それに怪我をする恐れがありますので自分で切断するのはやめましょう。
1.消防署や病院、宝石店
消防署では指輪を切るための道具のリングカッターがあります。無料で切断してもらえます。
あとで接続修理をしやすいように、石の付いてる位置をや刻印箇所をさけた部分で切断してもらうようにしてください。
病院や宝石店などでもリングカッターを置いているところがありますが、事前に確認してから行ってください。
病院や宝石店の場合、切断には有料となる場合があります。消防署は無料です。
2.切断後のリペア。
切断して指輪も修理可能な宝石店へ持っていけば、下の写真のようにきれいに直してくれます。切断の状態や素材によって修理できない場合があったり、リペア費用は変わりますので、各お店に確認してください。
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