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指輪の基礎知識

銀座の目抜き通りには海外の有名ブランドジュエリー店が進出し、一千万円を超えるジュエリーが並んでいます。

一方、大型スーパーや雑貨店では数百円でも気軽に買えるファッションリングが販売されています。 種類も価格も豊富になり、どれを買えばいいか分からないほど、多くの指輪が世に出回っています。

指輪を買ったのはいいが、「サイズ直しできない」、「金属アレルギーになった」などのトラブルが起こる前に、まずは指輪を選ぶの基本的な指輪の知識を覚えておきましょう。

参考記事 リングサイズの測り方 ? 指輪の大きさが簡単に分かる!
参考記事 金属アレルギーの原因と対策

特にブライダルリングやペアリングなどを選ぶときには、指輪を選ぶ最低限の知識があれば、あとあと後悔することがなくなります。

指輪の構造

指輪の部分別名称

指輪の輪の部分をアーム(腕)といいます。宝石をのせる台を石座といい、こことアームを繋げる部分をショルダー(肩)といいます。両者のバランスでリングの印象がずいぶん変わります。

指輪の目的

指輪はオシャレを楽しむためのファッションアイテムとして、婚約や結婚に必要な記念アイテムを思い浮かべるのが一般的です。

しかし大昔には、ファッションアイテム以外の目的で作られた指輪が多くありました。印章としての指輪、武器や護身用指輪、宗教的権威の象徴、儀式に使うアイテム、お守りなど、時代と共にいろいろな指輪が作られました。

指輪と指

どの指に指輪をつけるかは指輪の目的によってもかわります。昔からその位置には意味があるとされてきました。ヨーロッパでは、右が男性、左が女性をあらわします。

右手は典礼をおこなうためのものとされ、聖職者は右手に指輪をしました。右手は正義を左手は悪魔という意味に用いられてきました。

左手の薬指が結婚指輪をつける指とされたのは、普段使う手が右手であり、一番使わない指のためじゃまにならないという理由もあります。

着ける指の意味については「ペアリングはどの指につける?」でくわしく説明していおます。

指輪の素材

<プラチナ>
硬くて白く輝くプラチナは結婚指輪や高価なブランドの指輪に使われることが多い素材です。傷つきにくく変色することが少ないのが長くつけ続ける結婚指輪の素材として適しているからなんです。

<ゴールド>
世界中で一番人気があり、また資産としても持つことが多いのがゴールド(金)の指輪です。やわらかい素材のため、加工しやすく、宝石と組み合わせて豊富なデザインの指輪が多いのが特徴です色合いはイエローの他にホワイトやピンクなどのカラーゴールドもあります。

参考記事 メッセージが刻印できるK18ゴールドリング

<シルバー>
加工しやすく、プラチナやゴールドと比べて安価なことがファッションリングに多く使われている理由です。自由度の高いデザインといぶし処理などが若者に人気です。

参考記事 メッセージが刻印できるシルバーリング

<その他の素材>
銅や真鍮などを使いアンティークな古びメッキを施したものや、金属アレルギーのおこりにくいチタン素材や、プラスチックなどの樹脂を使ったさまざまな指輪が販売されています。
セッティング

リングのアーム部分への石の配置のこと。仕事や日常作業を妨げないかなど、リングをつけるシーンも考えて選びたい。

<立て爪>
6本のプラチナの爪でひと粒ダイヤを高く持ち上げることで、側面を含む面から光が入る。ティファニーが19世紀末に開発した、ダイヤモンドの代表的なセッティング。

<パヴェ>
フランス語で石畳の意味で、その名の通り、アーム部分に小粒のメレダイヤをびっしりと敷き詰めたセッティング。

<爪なし>
爪を立てずに、ダイヤモンドを押さえ込むように留めてある。表面がフラットなため、日常使いにも適したセッティング。

<ベゼルセッティング>
ダイヤモンドを立てる爪の代わりに、台がダイヤモンドを囲うように低く伏せ込んであるセッティング。

参考記事 ペアリングで誕生石を無料サービス

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